安全衛生委員会への参加

産業保健師が安全衛生委員会に専門家として参加し、生活習慣病やメンタルヘルス不調といった健康課題を解決し、職場環境の改善を支援します。

概要

労働安全衛生法に基づき、従業員50人以上の事業所で設置が義務付けられている安全衛生委員会は、職場の安全と健康に関する重要事項について、労使が一体となって調査審議し、労働災害の防止と従業員の健康増進を図るための重要な役割を担う場です。しかし、「専門家の視点が足りない」「議論が形式的になってしまう」といった課題を抱える企業も少なくありません。

リラウェル保健師事務所では、この安全衛生委員会に専門家(産業保健師)として参加し、委員会活動を強力にバックアップいたします。法定義務の遵守はもちろん、従業員の皆様が安全で健康的に働ける職場環境を構築するため、専門的な視点から具体的な提言を行い、企業の健康経営を推進します。

こんな悩みはありませんか?

  • 安全衛生委員会の運営が形式的なものとなりつつある
  • 健康診断やストレスチェックの結果を、どのように職場改善に活かしてよいかわからない
  • 法定義務の遵守に不安がある
  • 従業員の健康意識が低く、なかなか健康増進の取り組みが進まない

提供サービスについて

職場巡視への同行や健康データの分析、衛生講話の実施を通して、生活習慣病やメンタルヘルス不調といった企業が抱える健康課題を解決します。

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産業医職場巡視への同行

毎月の職場巡視では、産業保健師が産業医に同行することで、多角的な視点からリスクを発見します。産業医が医学的な観点から設備の安全性を確認する一方、産業保健師は現場の従業員の様子や生の声に耳を傾け、より実践的な改善点を洗い出します。両者の専門性を組み合わせることで、法令を遵守しながら従業員の健康を守り、効果的な職場環境の改善を実現します。

また、委員会で審議された内容や決定事項は、議事録として適切に記録し、3年間保管することが義務付けられています。当事務所は、法的要件を満たした議事録作成のポイントや、記録管理に関するアドバイスを提供し、貴社の法令遵守を支援します。

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社内健康管理状況に関する報告

安全衛生委員会では、従業員の健康データを分かりやすく「見える化」して報告します。健康診断やストレスチェックの結果、長時間労働者の状況などをデータに基づいて解説することで、経営層や委員会のメンバーは、職場の健康課題を客観的に把握できます。勘や経験に頼らない、データに基づいた効果的な健康施策が可能になります。

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健康講話の実施

安全衛生委員会の場を利用し、従業員の健康意識を高めるためのセミナーを実施します。季節ごとの感染症対策やメンタルヘルスケアなど、従業員がすぐに実践できるテーマを産業保健師が分かりやすく解説します。従業員一人ひとりの健康への意識を高めることで、休職や離職のリスクを減らし、生産性向上につながります。

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保健だよりの発行

従業員の健康意識向上を目的として、保健だよりを作成・発行します。季節ごとの健康に関するトピックや生活習慣の改善のヒントなどを、イラストや図表を交えて分かりやすく伝えます。全従業員の健康に関する関心と理解を高め、一人ひとりが毎日意欲的に働けるようにサポートします。

提供価格

当サービスの料金は、企業の規模やご要望に応じたサポート内容によって異なります。まずは、お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

ご提供する支援内容によって異なりますため、まずはお気軽にお問い合わせください。

安全衛生委員会には、産業保健スタッフが必要に応じて関わり、情報提供や意見交換などを通じて職場の健康づくりを支援します。

委員会での指摘事項は、事業所の状況に応じて優先度を整理し、必要に応じて産業保健スタッフが改善策の提案や実施支援を行います。継続的な確認や助言を通じて、職場環境の具体的な改善につなげていきます。

review

お客様の声

製造部門管理職(50代前半)

親の介護が急に必要になって、何から手をつければいいか分からず不安でした。保健師さんに相談したら、介護保険の申請方法や地域の病院の情報まで教えてくれて、すごく助かりました。仕事との両立に悩んでいたのですが、具体的な支援があることで気持ちが落ち着き、職場でも前向きに働けるようになりました。

事務職(30代)

生理前の不調で集中力が落ちたり、気分が不安定になることがあって、自分でもどうしたらいいか分からず悩んでいました。保健師さんとの面談で、自分の状態を整理できたことで、上司にも少しずつ伝えられるようになりました。『職場に理解してもらえるかも』と思えたのは、保健師さんのサポートがあったからです。

製造部門管理職(50代前半)

毎晩の晩酌が習慣になっていて、健康診断で肝機能の数値が悪化していると言われても、正直ピンと来ていませんでした。保健師さんに「このままだと将来的にどうなるか」を分かりやすく説明してもらって、ようやく自分のこととして受け止められました。今では週に何日か休肝日をつくるようになり、体調も少しずつ変わってきました。

設備管理(40代後半)

長年喫煙していて、何度か禁煙を試みたものの、続きませんでした。保健師さんに相談したら、無理なく続けられる方法や、気持ちの切り替え方を教えてくれて。「失敗してもまた始めればいいですよ」という言葉に救われました。今では禁煙を継続できていて、体調も良くなってきたのを実感しています。

現場リーダー(50代前半)

高血圧と糖尿病があり、薬は飲んでいるものの、仕事が忙しくて生活習慣まではなかなか見直せずにいました。保健師さんとの面談で、食事や睡眠のことを具体的に話す中で、『できることから始めてみましょう』と言われて、少しずつ意識が変わってきました。職場でこういう話ができるとは思っていなかったので、ありがたいです。

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